神奈川県高等学校教職員組合KHTU
神奈川新聞2006.7.09
憲法や教基法「改悪期」阻止を 神高教が定期大会

 県高等学校教職員組合(神高教、竹田邦明執行委員長)が7,8日の両日、第66回定期大会を横浜市保土ヶ谷区の保土ヶ谷公会堂で開いた。憲法や教育基本法の「改悪」阻止や日の丸・君が代の強制反対を盛り込んだ大会スローガン「教え子を再び戦場に送るな!」などを審議した。
 8日に来賓で出席した松沢成文知事は、若者の投票率向上に向けた持論の「政治参加教育構想」について説明。高校生に実際の選挙と同じ投票行動を体験してもらう「模擬投票」については触れなかったが、「学校現場でもさまざまな議論をして、何らかの取り組みをしてほしい」と呼び掛けた。
 一方、学校と警察が児童生徒の非行情報などを相互に伝える情報連携案に反対している神高教執行部は「学校現場での議論を踏まえずに一方的に制度が導入されようとしている」と指摘した。(成田洋樹)
場内で団結ガンバロウ 大会会場の様子
※写真は神高教撮影
トップに戻る