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横浜で全公立展

神奈川新聞2012年6月10日


高校の魅力PR
中学生ら3万人が来場

 
 県内の公立高校全157校が一堂に会し、特色や魅力をPRする「全公立展」が9日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。来春から公立高の入学者選抜制度が大きく変わることもあり、昨年を上回る約3万1千人の中学3年生や保護者が来場した。神奈川新聞社の主催、県教育委員会などの共催。
 各校ブースでは、手作りのポスターや生徒の作品が展示された。中学生たちは目当ての高校を見つけると、教諭にしたり説明に耳を傾けたりし、高校生が配る案内用のチラシゃリーフレットを両手いっぱいに受け取っていた。
 入試の新たな選考基準では、1.調査書の評定 2.学力検査 3.面接−の配点の比率を各高校が決めるため、評価の仕方に各校の特色が表れる。今回の全公立展は先ごろ公表された基準を周知する狙いもあり、教諭たちは自校の特徴を熱心に説明していた。
 横浜市鶴見区から来た市立生麦中学校3年の槇彩香さんは「何校か決めてきたけれど、説明を聞く中でほかにも魅力的な学校があった。じっくり調べて志望校を決めたい」と話していた。
(遠藤 綾乃)