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後期入試〈教科別〉出題のねらい

神奈川新聞2010年02月19日

英語

 中学校で学習する英語の内容について、基本的な英語力と英語のコミュニケーション能力をみることを主なねらいとした。
 具体的には、音声による英語を理解する力、単語のつづり字や語法の理解度、日常生活のさまざまな場面で用いられる表現を理解する力、英文から情報を正確に読み取る力、英文を論理的に構成する力、まとまりのある文章の概要や要点を把握し、内容を理解する力について、基本的な力と応用的な力を総合的にみることができるように出題した。

国語

 中学校までに学習する国語の内容について、文学的な文章、論理的な文章、古文などを素材として、基本的な国語の力を中心にみることを主なねらいとした。
 具体的には、文章全体の流れを理解しながら、登場人物の置かれた状況や心情を読み取る力、文の内容について考える力、主題や要旨を的確につかむ力、論点を明確にして文をまとめる力について、また、漢字を読む力と漢字の楷書(かいしょ)を字形に配慮して書く力、語の照応に注意しながら文を書く力や文章やグラフから読み取った内容について思考する力などについて、基本から応用の段階に至るまでの国語の力を総合的にみることができるように出題した。

数学

 中学校までに学習する数学の内容ついて、計算の技能、事象を数理的に考察する力、数学的な見方や考え方など、基本的な数学の力を中心にみることを主なねらいとした。
 具体的には、数と式の計算技能、関数とそのグラフについての基本的な概念の理解、問題を正しく把握し確率の考え方を活用する力、規則性を見いだし方程式を活用する力、図形の計量についての力、図形についての基本的な知識を活用する力および理論的に表現する力をみることができるように出題した。

理科

 中学校までに学習する理科の内容について、自然科学の基本的な知識と概念についての理解力を幅広くみることを主なねらいとし、第1分野、第2分野のどちらの分野にも偏らないように出題した。
 具体的には、観察や実験に関しては、観察・実験の手順および得られた結果を多面的、総合的に考える力を、自然の事物・現象に関しては、基本的な知識を活用する力および科学的巷見方や考え方をみることができるように出題した。

社会

 中学校までに学習する社会の内容について、基本的な力を幅広くみることを主なにらいとし、地理的分野、歴史分野のどの分野にも偏らないように出題した。
 具体的には、地理的分野では、世界や日本の地域構成などについての基本的な知識と、地形図や統計などの諸資料を読みとる力を、歴史的分野では、古代から近現代までの日本の歴史の大きな流れと各時代の特色に関する基本的な知識と、さまざまな資料を活用する力を、また公民的分野では、日本の政治・経済や現代社会、国際社会についての基本的な知識を、日常の社会生活などと関連づけながら思考し、それを表現する力をみることができるように出題した。