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関西の修学旅行38中学校が延期

神奈川新聞2009年05月29日

関西の修学旅行38中学校が延期 県教育長

 山本正人県教育長は二十八日の会見で、新型インフルエンザ感染拡大の影響で、県内の中学校三十八校が関西地方への修学旅行を延期したことを明らかにした。予定を変更した学校ではキャンセル料のほか、日程変更で料金が上がるケースも出てくるという。政府は、キャンセル料や差額について、二〇〇九年度補正予算案の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」で支援する方針。山本教育長は「交付金を活用するかどうかは、各市町村で判断することになる」と述べた。
 一方、五月以降に関西方面を含む修学旅行を実施した県内の中学校は七十四校。六月までに二百三十五校が予定(実施中も含む)しているという。(真野太樹)